◇ ◇ ◇ 「皇居のしおり」より ◇ ◇ ◇
小冊子「皇居のしおり」から一部を抜粋しご紹介します。
もっと詳しく知りたい方は、小冊子「皇居のしおり」をお読みください。
皇居
徳川幕府の将軍の居城であった江戸城は、明治元年に皇居となり、「東京城」と改称された。翌2年明治天皇が東京にお移りになり。「皇城」と称された。明治6年西の丸御殿が全焼し赤坂離宮を仮皇居と定められたが、明治宮殿が完成した明治21年10月から「宮城」という呼称が長く使用された。昭和23年7月から「皇居」と称されることとなった。・・・
(小冊子「皇居のしおり」より)
宮殿
宮殿は、昭和39年7月に起工、昭和43年11月に落成し、翌44年4月から使用された。新しい技術と材料の中に伝統の美しさを十分取り入れ、親愛と平明を主調として設計されている。様式は日本宮殿の伝統を重んじ、深い軒の出を持つ勾配屋根をかけた鉄筋コンクリート造りの地上2階、地下1階、延面積約2.3万平方メートルの建物。・・・
(小冊子「皇居のしおり」より)
皇居東御苑
皇居造営の一環として、皇居東地区の旧江戸城本丸、二の丸及び三の丸の一部を皇居附属庭園として整備することとなり、昭和43年9月に完成した、面積約21万㎡の庭園です。昭和43年10月1日から宮中行事に支障のない限り一般に公開されています。
二重橋
皇居前広場から宮殿までに二つの橋が架かっており、手前の元々の木橋(西の丸大手橋)は明治20年12月に石造りの橋に、奥の木橋は(西の丸下乗橋)は明治21年10月に鉄の橋に架け替えられた。二重橋の名前は、この奥の木橋が掛けられていた部分の濠が深く、橋桁を二重に組んであったことによると伝えられ、すでに寛政時代の文献にも二重橋という名がみえる。・・・
(小冊子「皇居のしおり」より)
儀装馬車
儀装馬車は,皇室の重要な儀式を行う際に使用される美しく飾られた馬車です。
儀装馬車には1号から4号まであり、そのほとんどが明治の終わりから昭和の初めに製造されたもので,美術品的価値も有しています。